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病弱で入院していた一歳下の妹、『美月』の退院を期に、両親は海外転勤を実行し、榊原 陸(主人公)は、妹と新しい家で2人暮らしをする。 転入先ののどかな学園で、陸と美月はだんだんと周りとうち解けて行った。 ある日。自宅で美月は「美希子ちゃんってどう思う?」と聞いてくる。 そこで、驚くべきことを打ち明けられる。 「信じられないなら、教室に行ってみればわかるよ…兄さん…」 夜、教室に行った主人公は、『美月』のクラスのクラス委員である『早坂 美希子』と行為に及ぶことに。 美希子は、発情し、陸は言われるがままに処女を奪ってしまう。 家に戻ると美月がリビングでボーっとしていた。 主人公が声をかけようとすると、異変を感じた。美月の瞳の色が赤胴色だった。 「美月……」と声をかける主人公。 「あ、兄さん……」と美月が気が付いた時には、元の色にもどっていた。 「兄さん、どうだった? 気持ちよかった?」 単刀直入に聞かれ、照れてお茶を濁す主人公。 なぜ、こんなことをするのか、と美月に問うと、 「それは……、だって兄さん……なんか寂しそうなんだもん……だから私……」 思わず、衝動的に美月を押し倒してしまいそうになるが思いとどまる。 美月は心なしか残念そうに見えた。 それから、平穏だった学園生活が、劇的に変わっていく…。 妹か委員長か、学園生活はどうなってしまうのか。 |