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本州の某県某半島の南端にぽつんと浮かぶ島―『公界島』。 数十年前、ある一人の男が移り住んできた。 天道醍醐――彼は人類救済を掲げる宗教団体、『救世ノ家』を島の片隅に設立。 醍醐はカリスマ性溢れるパフォーマンスで多くの島民たちの心を掴み、瞬く間に信者の数を増やす。 主人公・山田草一郎は、そんな宗教色の強い島に育ちながら信仰心に目覚めることもなく成長していった。 大学進学を期に、草一郎は上京することに。 幼馴染で腐れ縁の天谷桜・若菜姉妹、貝塚仁たちも同じく島を離れることになっており、一緒に過ごせる時間もあと僅か。 いよいよ、草一郎の上京の日が近づいてきた頃。 若菜が最後の思い出作りと称して、肝試しをしようと持ちかけてくる。 行き先は『高波邸』― そこは五年前、当時人気絶頂だった子役アイドル、高波千絵乃が住んでいた。 彼女は両親が宗教団体『救世ノ家』の熱烈な信者だったこともあり、教団の広告塔を務めていた。 とある日、千絵乃は一緒に住んでいた家族ともども、謎の怪死を遂げてしまう。 それ以降、邸宅は島の若者たちの心霊スポットとして有名になっていった。 そして惨劇は始まる…。 肝試しが巻き起こす惨劇とは!? |