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誰もが目を背けたくなるような【現実】 今更取り返しのつかない【事実】 失くした【記憶】 俺は昔、妹を食い殺してしまった。 その現実に負けた俺は、妹にまつわる記憶全てを…封印した。 全ての始まりは、ここに…、 はるか昔、ある村に一体の邪神が生まれる。 邪神は、人を喰らい、日々暴れた。 【傷を負うと数を増やす】という特殊な力を持つ邪神。 人々は戦うことも出来ず、喰われぬよう身を隠すしかなかった。 そんな中、一振りの小太刀「降天平」をたずさえた 【那倭代尊(なわしろのみこと)】という男が、ひとり邪神に立ち向かう。 「倒すことはできなくば、封じる」…と。 苦闘の末、那倭代尊は悪しき神を自らの身体に封じ込めた。 その証として、蒼き印(しるし)が身体に刻まれる。 死ねば解けてしまう封印。 それ故に、受け継がれる封印。 人々の平穏を守るため、長きに渡り「鍵」と呼ばれる封印を受け継いでゆく運命。 しかし… 封じ込められた邪神は、次第に存在を強め…。 怪しい誘惑の言葉を使い、「印」の者を異形の化け物へと導く。 人を犯し、喰らう化け物「塵(じん)」へ…。 異形ものが身体を侵食する物語。 |