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一般の蛍とは違う、珍しい蛍の『夏蛍』が生息している狭土ヶ島(さどがしま)の田舎町。 主人公の一弥は幼いころに病気で両親を亡くし、唯一の肉親となった妹の「水夏」と、 父親の知り合いの神社を営む倉本家に引き取られ、 家族同然ともいえる居候生活を送っていた。 しかし寂しさから、一弥は時々お気に入りの場所である森の池で泣いていることがある。 母の形見である、願い事を叶えてくれるという『蛍の涙』を握りしめて。。。 ある夜、森で蜘蛛の巣にかかった一匹の蛍を助けた。 次の日、一人森で泣いていると、突然現れた少女に話し掛けられ、一緒に蛍を眺めて過ごす。 また遊ぶ約束をして、何日か一緒に遊んでいるうちに元気を取り戻し、 いつも笑顔で遊んでくれる少女に惹かれていく。 いつものように「明日も一緒に遊ぼう」と一弥が誘うと、なぜか少女は遊べないと 表情を暗くする。 それでも一方的に約束を取り付けた一弥が約束の日、『蛍の涙』をプレゼントしようと思い、池で一日中待ったが、少女が現れなかった。 時は流れ、一弥を引き取ってくれた神社での暮らしにも馴染んだ頃。 今年も迎えた、この島にとっては特別で、でも実はいつもと変わらない『夏蛍』の季節。 学園2年生の初夏を迎えた時期に、一弥のクラスに突然一人の女の子が転校してきた。 季節外れの転校生というだけでも珍しいのに、 それが超弩級の美少女ということで熱狂的一部男子の煽動もあり、 学園中が大騒ぎに。 喧騒のなか、女の子を見た一弥は驚いた。 彼女は、一弥が蛍の池で出会い、 約束を果たせないまま別れた「片瀬観琴」だった…。 夏を舞台に紡がれる学園ラブストーリー。 |